自殺島
だんなさんに、勧められて読んでいます。
タイトルは怖い感じがしますが。
最近、最終回を迎えたそうです。
まだ読み始めたばかりなので途中ですが、自殺を何度も繰り返してしまう人が、島に流されて日本国には戻ることはできない。
己で生きようが、死のうが責任はもたない、自分でなんとかしなさいと。
定期的に人が送り込まれるので、そこでの人間関係、サバイバル術を身につけながら生きていくという決断をしようとしている人たちの話です。
セブンシーズに近いような気がします。
決定的に違うのは、スタート地点がもともと自殺をしようとしていたということでしょうか。
人間は追い込まれると、生きるための底力が湧いてくるのでしょうか。
暗い人、後ろ向きな人だったはずなのに生きるということを前向きに考え始めている…という、なったこともないからわからないですけど、人間の感情がリアルに感じました。
絵は苦手ですが、内容はおもしろい。
まだ途中なので続きを読んだらアップデートします。
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2016.11.22 更新
本日読み終わりました。
だんなさんいわく、この筆者の他の作品も含めて、終わり方が素晴らしいと。
聞いていたとおり、この話って本当に終わるんだろうかというテーマだったにもかかわらず、きれいに終わりました。
やはり生きるということの素晴らしさだったり、
生きているだけで丸儲け的な言葉の通り、いかされている命を粗末にしちゃいけないんですよね。
元自殺者だろうと何だろうと、そのことに気がつけるのがポイントというか。
だからこの物語に出てきた人たちが、純粋に生きたいと思う気持ちの強さみたいなのを見れたような気がします。
マンガされどマンガ。
おもしろかったです~。
読み終わったことを報告したら新たなマンガを進められました。
マンガ読み放題みたいなのでは、1巻までだったとのことで彼は購入を検討しているようでしたが…
自殺島では、主人公が狩りをしてシカとか鳥とかを弓で射るシーンが結構ありました。
それに影響されたのでしょう(笑)